吹田市議会議員 泉井ともひろ 
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若い力と行動力で大好きな吹田の未来に責任をもって取り組んでいます!

泉井ともひろ

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質問2日目

昨日は代表質問・個人質問2日目でした。
重度加算の質問もチラホラ出てましたが、内容が薄すぎて、結局補助金要求だけで話になりませんね。
『情』だけで障害者の自立や生活の質の向上には限界がありますし、予算に限りがくれば、それこそ単なる切り捨てとなります。
そうなる前に実効性、持続性のある制度の構築が必要なのです。
事業所も当事者も保護者も補助金依存はいけません。
一部ですが、人の悪口を言っている暇があるなら、真の自立にむけて考えていただきたいです。そして協議がしたいですね。

泉井の質問は明日の午前2番目、多分10時30分~11時の間の登壇となります。
 
2019年03月05日 09:58

平成31年2月定例会

20190228_160159
先週金曜日から2月定例会が開会されました。
この2月定例会は平成31年度の当初予算としてあげられますが、今年は改選期ということで、H30年度と殆ど同じ予算となりますが、まだまだ改善されていないところもあるので、この議会で指摘と提案をさせていただこうと思っています。

そして、泉井にとっても最後になるかもわからない個人質問は写真の通りですが、
一つ目は『福祉部内で行われていると噂される議員によるパワハラについて』
二つ目は『被災支援について』
三つ目は『スポーツ推進基金(ネーミングライツ)の使途について』
四つ目は『障害者雇用等について』
です。

一つ目は以前にお伝えしました怪文書などの事実確認を行います。
二つ目は地震、台風の被災支援について提案をします。
三つ目は市立吹田サッカースタジアムのネーミングライツにより確保した財源の使い方について質問をします。なんか、面白くない使い方をしています…
四つ目は障害者雇用についてですが、障害者の就労支援や工賃向上のために、ある団体に約1,000万円の補助金を出していますが、障害者が働いた対価がしっかりと本人に支払われているのか疑問を覚える制度設計になっていることについて質問です。

本会議だけでは時間が足りないので、予算委員会でも質問予定で、少しキツイ言葉にはなりますが、今の授産施設や行政の感覚や意識では授産施設に通所している障害者を一般企業に就職させ、自立させるなど、ほど遠いと思っています。
お金稼ぎは『情』だけでは出来ません。
企業も『情』で雇用はしません。
やはり、健常者でも障害者でも、その本人がどのような仕事ができ、会社にとってどのような利益をもたらすのかを求めてきます。

商売をするのに健常者も障害者もないと思っています。なんでも『情』に訴えかけているように見える活動では物は売れません。消費者は正直です。『情』ではなく、『ほしい』と思ってもらえるものを作らないといけません。就職なら『雇用したい』と思ってもらえる人になる、または、そういう人材だということをわかってもらわないといけません。

 
2019年02月28日 16:04

平成30年11月定例会「最終日」

こんにちは。

本日は11月定例会の最終日。

全ての議案が採決されましたが、市長提案の全ての議案が全会一致および賛成多数で可決されました。

泉井としては、今議会は会派の代表質問で登壇しましたが、答弁調整のことなど、不誠実な対応には極めて遺憾でした。

まぁ終わったことは良しとして、次の行政改革にむけて準備をしています。

 

それはそうと、政治家として活動を始めて4年が過ぎましたが、前回の選挙のときに掲げた公約に対して今、自己評価をしています。議会で取り上げた内容を主に、年明けの会派通信に記載する予定ですので、是非、見ていただければ幸いです。

2018年12月25日 14:06

健康福祉常任委員会

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昨日、健康福祉常任委員会が開催されました。

今回、白熱したのは吹田市立デイサービスセンターの条例改正案と吹田市老人保健施設の指定管理者の指定について、賛成、反対会派で議論がなされました。

自民党としてはどちらも賛成しましたが、デイサービスについては指定管理制度として市立で運営する意味を確認しましたが、相変わらずの答弁に少し落胆、、、

そして、老健施設に関しては、維新が天下り先となっている実態や、多くの会派から、公募の公平性の指摘をされていました。もちろん、泉井も両方に触れて質問をしましたが、そもそも維新の指摘はその人が、老健に就任したときから予想がついてましたので、当時指摘をしましたが、予想通りの展開でしたね。笑

結果としては上程されたものは全て全会一致、賛成多数で承認されています。

2018年12月13日 16:29

平成30年11月定例会がはじまってます!

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報告がおそくなりましたが、平成30年11月定例会が開会ています。

会期は11月27日から12月25日まで。

そして本日は会派を代表して質問をさせていただきました。

まずは、謝罪すべきことをやってしましました。今時古臭いと思われる方もいらっしゃるかもわかりませんが、任期当初から市の予算質疑等をおこなう議場には必ずスーツ、クールビズ期間以外は、議員バッチを忘れずに付けていましたが、本日、しかも会派の代表質問にもかかわらず、バッチを忘れて登壇してしまいました、、、すみません。

 

そして、本題ですが、前回に引き続き担当部は答弁漏れを繰り返すなどの対応です。笑

最初の質問は南吹田地域地下水汚染問題について、やっとその対策が実施されましたので、進捗状況と、今後の予定事項の確認の意味を含めれ質問をしました。

この課題は、道半ばでご逝去された、橋本ひろし前市議が力を入れてこられ、そのあとを私に託されていた案件。

これまでに、いろいろ弊害もありましたが、何とか任期中に対策が実施されたことは非情に喜ばしいことです。また本年度中にあと2本の汚染水の汲み上げ工事の完成を予定しています。

そして北西部側の対策も調査が始まっており、対策が進んでいます。

 

また、2つ目の質問はいつもの懸案事項ですが、特定法人がこれまで市と、いかになぁなぁな付き合いをしていたのか、なぜそのようなことになっていたのかを確認しましたが、ごまかすような答弁や、役所用語をつかい、遠回しの言い方をするなど、なんともスッキリしない質疑でした、、、笑

後日、質問動画をアップしますのでご覧いただければとおもいます。

2018年12月04日 15:50

決算常任委員会まとめ(追及と疑惑)

ここ最近、バタバタで更新ができていませんでしたが、先週15日から決算常任員会の審議が行われました。

泉井の担当する健康福祉分科会で、以前から指摘している社会福祉法人に長年無料で貸付をしている市有地において、平成29年度から有料化が決まっていたにも関わらず、なんと無料で契約を更新していたことが発覚!

しかも、契約日は平成30年3月31日、、、どういうことかおわかりでしょうか!?

そうです、平成29年度の賃貸借契約を年度最後の日に一年さかのぼって無料lの契約を結んでいたのです。

さらに、土地を借りようとする法人は遅くても平成29年4月1日には申請書を提出しなければならないのですが、その申請書の提出と受理日は平成30年3月13日!

いわば、要領違反だらけの契約をしていたということです!そして本来徴収すべき金額は約1200万円!

この件については審議の際に泉井の質問で、つじつまの合わない答弁を繰り返したため、問いただすと、何度も答弁を修正するなど、何かを隠しているようにしか思えない状況が続きました。

さらに、調査すればするだけ、不可解なことが次から次へと出てくるなど、この期間だけでは真相が見えないままでした。

そして決算の総括質疑に登壇させていただき、契約関係を総括している総務部や行政経営部(資産経営室)に質問しましたが、今回の契約プロセスが、いかに不適切なのかということを確認しました。

以前からルールを守らない、この2法人が主に受け取る仕組みとなっている補助金、総合福祉会館の目的外使用の度重なる許可など、さんざん指摘をしている2法人と市の関係はいったいどこまで根が深いのでしょうか!

これまでの事案に追い打ちをかけるような今回の不適切な契約については、どう考えて癒着を疑ってしまします。

そして、これら真相がわからないままに承認するわけにはいかない理由から、認定第1号「平成29年度吹田市一般会計歳入歳出決算認定」については認めない立場で意見を述べ、反対しました!

しかし、賛成多数で承認となりました。

そしてこのような案件に対して、一番反応するはずの共産党は、あっさりと賛成、、、ちなみにこの2法人と関係性が深い団体は政治思想としては「反安部」「反維新」をかかげ、活動している??ようです。

この3年半で吹田市の福祉(特に障害福祉)の裏側を多く見てきましたが、ほんとうに無茶苦茶でした。そして障害者が関係するということで、専門的な知識をもたない議員は「おかしい」に気づくことが出来ないので、それを良いことに、やりたい放題だったのでしょう。

長い間、共産党が第一党(現在は自民、公明、共産で横並び)という全国でも非常に珍しいまち。大阪万博によるインフラ整備で土地の価値が急上昇し、その立地から企業や生産年齢人口の増加など、多くの税収が見込まれてきました。

だから収入のことなど考えずに要求するだけの人たちの意見が通ってきたのかもわかりません。しかし箱物重視で進めてきたために多くの公共施設の建て替えや改修、水道インフラ、社会保障費の増加など、様々な課題が山積しています。

それらだけでも、このままやりたい放題されては、間違いなく破綻します。なので目的のはっきりしない、また一部に集中する偏った予算を見過ごしてはいけないのです。

 

今回の決算にしてもそうですが、今期、吹田の自民党市議会議員団がいかに是々非々で活動してきたのかは、私のHPをご覧になられている方はご存知だとおもいます。

来年4月は統一地方選挙です。言いたい放題、耳障りのよいことばかりを発する政治家を生み出してよいのでしょうか、、、

 

 

2018年10月26日 11:02

賛否一覧です!

本日、提案された条例案や補正予算等について討論採決が行われました。

賛否が分かれたのは以下の通りです。

そして、私が榎内議員、足立議員と共に提出した市会議案第16号、17号は賛成多数で可決されました!

「議案第90号 吹田市立教育・保育施設条例の一部を改正する条例の制定について」(保育所の民営化に関する条例案です)

賛成多数で可決 反対会派は共産党

「議案第98号 北大阪健康医療都市イノベーションパーク3画地の土地の処分について」

賛成多数で可決 反対会派は歩む会

「議案第102号 平成30年度吹田市一般会計補正予算(第4号)」

賛成多数で可決 反対会派は歩む会

「議案第102号 平成30年度吹田市一般会計補正予算(第4号)の組み替えを求める動議」(歩む会が北千里小学校跡地の利用に関係する予算の一部を削除した案です)

賛成少数で否決 賛成は歩む会のみ 

また新選会がそれらの予算に関係する付帯決議を提出しましたが、新選会以外の全ての会派の反対で否決されています。

また第102号に関連する議案に対して白石議員は地元の事情から退席しています。

「議案第103号原案の一部修正」(メイシアターの大ホール修繕費45憶円削除する予算修正案)

賛成多数で承認 反対会派は共産党・歩む会

「市議会議案第16号 行政財産の使用料の徴収に関する条例の一部を改正する条例の制定について」

「市議会議案第17号 財産の交換、譲与、無償貸付等に関する条例の一部を改正する条例の制定について」

(簡単に言えばルールを守らない貸付法人に対して、処分を課す条例制定です)

共産党の反対意見で、この条例を通せば貸付している全ての法人等のメールや配布資料などを全てチェックしないといけなくなる!!みたいな発言を長々としていましたが、そんなことを言えば全ての法律、条例で同じことが言えます。例えば道路交通法でいえば、道路交通法は警察官が常に日本中全ての交通車両の監視をしなければいけない!と言っているようなものです。笑

賛成多数で可決 反対会派は共産党・歩む会  翔の会は退席

「市会議案第20号 地方消費者行政に対する実効性ある財政支援の充実を求める意見書」

賛成多数で可決 自民党は反対

「市会議案第21号 水道施設の戦略的な老朽化対策等を求める意見書」

賛成多数で可決 反対会派は共産党・歩む会

2018年09月28日 17:00

本日の予算常任委員会(総括質疑・討論採決)

本日、予算常任委員会の総括質疑・討論採決がおこなわれました。議案第103号(補正)のメイシアターのの改修費用については取り下げ修正が提出され承認。議案第102号(補正)北千里小学校跡地複合施設設計業務費についての質疑が白熱しましたが、理事者答弁も、、、

いつも思いますが、その場しのぎはダメですね。明確なトップダウンは必要です。

 

 

2018年09月25日 15:59

9月定例会『個人質問』

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アップが遅くなりましたが、9月定例会の個人質問の内容です。最近、業界で配られている泉井に悪意むき出し!?(笑)のビラの主張がいかに『おかしなこと』かを説明させていただきました。必死になって活動している方も、一度冷静になられてみてはいかがでしょうか?
全てが市民の税金から捻出されている既得権益を守るために、障害者や家族の不安をあおるようなことをしている方のいいなりで本当によいのでしょうか?

最後の市長答弁で不適切な事象は厳正に是正するといっています「市は本気ですよ」といっているので、私が指摘しているような事を言われた。または見たことがあるなど、何かあれば情報をお寄せください!今回の質問のなかで出てくる事業所は市の土地であり市民の共有財産です。しかも数十年今まで無料で使用し、有料化されても格安で使用していますので、使用している法人は、市民の財産を使用し、事業をし、利益を得ていることから考えれば厳しいコンプライアンス意識とモラルが必要です。政治活動等をその場でするなども要領に抵触することが疑われることになるのです(このようなビラを敷地内で配っていることも抵触の恐れがあります)
(前半に消防団について質問していますが、順番を変えて記載しています)
以下、質問と答弁ですが、多少わかりやすくするために文言をかえています。

『福祉施策について』

先ず、これまで何度も指摘をし、市もその指摘の全てを認めている吹田市民の税金から捻出されている日中活動重度障害者支援事業いわゆる重度加算をめぐる問題において、いまだにその利益を守ろうとする団体が5月議会のあと、このようなビラを作成しました。そして、このビラはポスティングや郵送、作業所の送迎時などに配られているようです。もちろんこのビラを手にした方から、私のところには多方面から届けられました。

中身については、非常に良くできており、利害関係がないなど、あまり本市の障害者福祉に詳しくない方、何も知らずにこのビラを見た方からすると吹田市は重度加算の削減、廃止により障害者福祉を切り捨てる行政とされ、さらに三コマ漫画に登場する私は完全に悪者にうつっていることでしょう。

今回はそんな皆さんのために、私がこのビラに描かれていることがどういうことなのかを説明したいと思います。まず、一面で重度障害者福祉の充実を!と記載され、その充実は吹田市独自の補助金「重度加算」となっています。

そしてその詳細を中面で説明されているのですが、これだけを見ると、補助金「重度加算」によって様々な福祉サービスが充実しているような印象を持たれると思います。

しかし、ここに描かれていることの充実を図るために重度加算を要求しているのなら、なおさら重度加算は必要ないものだと自ら訴えているようにしか私には見えません。

そしてあくまで重度加算は今の時代にそぐわない不適切な事業ということは申し上げたうえで市の見解を問いますが、重度加算はグループホームに重度障害者の利用を広げるものなのでしょうか?同じようにショートステイや居宅介護、自宅訪問などの充実のためとなっていますが、それらを充実させるためのものなのでしょうか?また、ここに描かれている高次脳機能障害の少年でしょうか?

見る限りでは身体障害等の重複はみられないことからすると、障害区分は精神となり、これまで100人以上の精神障害者支援の経験からしても障害支援区分4以上、いわゆる制度上での重度障害者には、ならないのではないかと思われますが、先述の通り、このビラでこれらを充実させるためと描かれている重度加算はそもそも何を目的としていましたか。

「答弁」

日中活動重度障害者支援事業(以下、重度加算)は通所困難であった重度障害者の日中活動の場の利用促進を目的に、国庫負担の対象となっていなかった、生活支援員等の増員経費及び送迎車両費について、制度設計時である昭和58年に市単独補助を開始したもの。

答弁からしてここで必要とされている事業は重度加算には全て関係のないものと理解しますが、福祉部の見解は。

「答弁」重度加算は生活介護、自立訓練、就労支援B型を対象としているので、議員指摘のとおりで、それ以外の事業は対象としていない

言わば、重度加算の対象となっている事業とは関係のない各々専門職として独立している事業に充てるために必要性を訴えているということになります。そして先ほどの答弁がなされた昭和のいきさつが裏面に四コマ漫画として描かれています。

1983年(35年前)に制度ができ、よその市では断られたけど吹田なら入れてくれる。そのような施設が増えていったとなっていますが、もし必要としていたならここまででしょう。

そして様々な支援制度が構築されてきている現在において重度加算廃止を訴えている私が登場し、絵のイメージで私を、とんでもない悪者にしたいのでしょうか。しかし、本来の重度加算を目的としている重度障害者のための生活介護や就労支援等には全く触れず、全く関係のない事業のために必要性を訴えている流れからすると、この三コマ漫画の廃止論は、もし私を悪者に仕立て上げたいのなら、その思惑とは真逆になり正論となります。そして、団体自らがそれらを暴露しているビラであるということにどう考えてもなってしまうのですが、福祉部はどう感じましたか。

「答弁」

このチラシを見ると補助金「重度加算」がグループホームやショートステイや居宅介護の充実にあたっているようにみえるが、表現の意図はわからないが、本来この補助金はここに描かれていない日中活動系サービス事業者において、重度障害者の受け入れに必要な経費として補助しているものである。

次に市有地の貸付先法人の政治活動および有償化等について質問します。

まず、市有地の貸付法人が市に無許可で任意団体3団体にまた貸ししていることは先の5月議会で指摘した通りですが、もう一度言っておきます。今議会のわが会派の代表質問でも紹介し、市長も政治的な活動団体という印象をもち、会全体としては支持をする特定の政党をおもちであろうことを推察するとした吹田明るい会のホームページで幹事団体となっている「吹田市障害児・者を守る連絡協議会」、代表質問の資料にもありましたが、吹田こども連絡会 いきいき署名実行委員会の参加団体に名を連ねている「吹田市手をつなぐ親の会」、そして、「吹田市障害者と医療を進める会」は障害者自立支援法撤廃にむけて活動する運動体とし、それらの活動に伴う政治活動をしていることが疑われるとともに、当該団体の理事長は資料で配っている偏った思想の会報誌の発行法人理事長であり、市有地の貸付法人でもあります。

そしてそれらを含めて5月議会で市長は要領に抵触しない、また抵触するような疑いをもたれないような運営に見直すこと、これを明確にし、市に報告をされるよう、市有物件の管理責任において求め、それを受けて適切にまた速やかに判断したい。それは強い決意と言われました。

そして政治活動的にもまさに要領に抵触しているのではないかと指摘しましたが、5月議会後、市長の強い決意のあと市長はどのような指示をだし、担当部はどのように動いたのでしょうか。

「答弁」

市長からの指示を受け、福祉部が所管する市有地(市民の共有財産)の貸付先法人に対して、政治活動を行っている事実がないか、他団体への便宜供与の事実がないか、市長の承諾なく増改築を行っている事実がないかについて調査した。

結果、政治活動の事実は確認できなかったが、4カ所の市有地において、住所が同一であるなど、不適切な便宜供与が疑われるものが5団体確認されたため、是正するよう、当該法人に指示した。

なお、5月定例会で泉井議員より指摘のあった市長の承諾なしで増築されていたゴミ庫については、7月中に鉄橋させた。

4カ所とする法人名と事業所名および住所と5団体の名称を答えてください。

「答弁」

先ず、社会福祉法人ぷくぷく福祉会の「ぷくぷくワールド」と住所を同一にしていたのが、「障害者の権利保障をすすめる会」

次に社会福祉法人さつき福祉会の「さつき障害者作業所」と住所を同一にしてたのが、「吹田の障害者福祉と医療を進める会」と「吹田市障害児・者を守る連絡協議会」、「第二さつき障害者作業所」と住所を同一にしてたのが、「吹田市手をつなぐ親の会」、「ワークセンターくすの木」と住所を同一にしていたのが、「吹田市肢体不自由児・者父母の会」となっていた。

資料の記事は貸付法人が発行しており理事長が代表と記載、編集長も貸付法人の職員であり7月に発行されたものです。そしてもう一つの貸付法人のホームページを今朝確認しましたが、政治的文言は消えていませんでした。さらに吹田明るい会の幹事団体などに土地をまた貸ししているのですよ。だれがどう見ても政治活動をしていると疑いを持つと思いますが、市長の抵触するような疑いをもたれないよう見直すとはどういうことですか。福祉部はその部分は聞こえていなかったのでしょうか?

「答弁」当該ホームページが、貸付けをしている土地において作成されている場合は、普通財産に係る貸付事務取扱要領に抵触するおそれがあることから、厳正な指示をしていく。

「市長答弁」前の議会で明確に私の考え方を示した。市有地を管理監督する吹田市として担当部に対して、そこで不適切または不適切と疑われるような事象がないか、という視点で徹底的に調べるように指示をした。

その結果は只今、担当部が答弁したとおり。適切性、不適切性に関しては、市有地を使っている団体そのものの活動もあるし、内部での活動もあるし、まさか又貸ししていないという視点もある。団体、会の活動そのものは何ら否定はしないが、もし事務局や本部の住所が貸し付けている市有地内にあるということは、まさに不適切だと判断する。

これらはおそらく長年の経過の中で看過をされてきたのだろうが、市有地の貸付を受けた団体には厳しいコンプライアンス意識とモラルが必要であるという議員の指摘は当方となんら変わるものではない。

当該団体には節度をもって他の模範となる姿勢で利用していただきたい、との思いから厳正な是正指示を行った。この行政が用いる指示という言葉の意味は、一般的に使われる言いっぱなしでもしょうがない、ということではない。

それに従わない場合は措置を講じるということを意味している。速やかに改善されることを確認している。今後も様々な現場で不適切と思われる事象があれば市に報告をしていただき、市は適切に対応をするという姿勢を明確にしていく。

 

「災害時の対応と消防団について」

今年は6月の震災にはじまり、大雨、猛暑、台風と立て続けに自然災害や異常気象が本市にも多大な影響を及ぼしている。災害対応については、昼夜問わず対応していただいていることはもちろん理解し、敬意を表します。しかし、吹田市の災害時の対応について気になった点を数点確認するが、まず震災時の対応について、高槻市などのブロック塀問題があり、本市においても点検等対応に追われた事とは思います。

しかし、第8回災害対策本部会議の報告で、「市の施設関係」とし、市立小、中学校、幼稚園、保育所については、点検が完了し、すべて構造上の問題は認められなかった。と報告した。この件については私にも問い合わせが非常に多かったこともあり、SNSなどを通じて市民に報告させていただいたが、2日後の第11回災害対策本部会議の報告では学校施設のブロック塀54校中45校で建築基準法上の安全性が確認できなかったため、今後全て撤去する。危険度の高い小学校9校、中学校2校については、大至急撤去の予定となっていました。

私を含め、第8回の報告を受け、一先ず安心した市民からは「どういうことだ?」という声が上がったのは言うまでもないが、なぜそのようなことになったのかお答えください。

「答弁」

本年6月18日に発生した大阪府北部地震における学校施設の調査については、発生当日から19日にかけてブロック塀や門扉等を含む学校施設全般について大きな被害がないかを目視等で調査し、必要な個所には緊急対応を実施したうえで、20日からの学校再開が決定された。その後、6月20日に、学校施設ブロック塀の安全点検についての通知が文科省からあったため、20日21日にその基準に基づき、改めてブロック塀について調査を行った結果、22日に開催された第11回災害対策本部会議において、指摘の学校のブロック塀を撤去することが決定された。

誤解のないように情報はながしてください。次に台風21号発生後、倒木やトタン屋根などが歩道を含む道路を塞ぐ、電線が切れているなどの被害が市内全域で発生していた。また一週間以上経過した今でも公園では危険な状況の倒木があるなど利用の出来ないとこもある状況。そこで質問だが、まさに災害時には各地域に密着した組織からその活躍が期待される消防団の出動が当日の1回だけであった。

そして私も団員として地域を巡回し、被害状況の把握と報告、道路を塞いでいた倒木の撤去等をおこなったが、作業中や巡回中には市民から多くの情報提供がありました。

このように、災害時にこそ活用しなければならないはずの消防団が震災、台風含めて1回だけだったこと、ましてや台風災害については総合防災訓練を市民にお披露目したばかりであることから考えても活用しないという判断はよくわからないのですが、市は吹田市消防団をどのように思っているのですか。

「答弁」

消防団は日頃から地域と密着し、地域の安全確保のため尽力しており、大災害時で常備消防力を上回る事態では特に重要な存在であると認識している。

吹田市消防団条例第10条において、消防団は団長の指示によって出動すると定めており、大阪北部地震では団本部は参集され情報収集を実施、幸いなことに市内では火災が発生せず、常備消防力で対応可能な被害状況であったため、団長の指示により、各分団長に団員の安否確認と車両等の損害確認を実施後、余震等に備えたもの。

台風21号の対応についても団長の指示により団員の安全確保を最優先に、暴風のなか、二次災害を防止するため、台風が通過したタイミングで全団員に管内全域の巡回パトロールを指示し、市内の情報収集を行い、各分団長の判断で倒木処理や落下危険物除去など警戒活動に従事した。

しかし、台風が通過後の市内被害状況など今回の経験を今後も十分に活かし対応していく。

団員の安全が最優先との言われましたが、消防団は消防組織です。市民の安全が最優先ですのでよろしくお願いします。また災害が無いことがまずは一番ですが、このような災害時には経験を積ませるということは今後の災害など発生時には間違いなく本市の消防力は向上しています。また、今後大震災など、大災害がいつ発生してもおかしくないと言われている昨今、訓練だけでは得ることのできない経験は必要ではないでしょうか。また、吹田市消防団は一年で一度も活動しない団員、いわゆる幽霊団員はいないとしていますが、それでもその数は近隣他市と比べても非常に少ない状況であります。大阪府消防協会の平成2910月のデータによると吹田市179人に対して豊中市530人、箕面市593人、茨木市529人、高槻市725人、摂津市406人と非常に少ない。人口比率でみるとさらに低い状況となります。定数を含め、見直しの必要を感じますが、本市の見解は。

「答弁」

経験を積む重要性については、日頃から訓練で積み上げた成果に、現場で経験を積むことにより、その後の活動に大きな自信に繋がるものと考えている。

また、定数については、面積や山林の有無など地勢の違いやそれぞれの市や消防の成り立ちにより違いがあるものと考えており、団員確保の重要性を十分認識するなか、まずは定数の充足が重要であると考えている。

2018年09月20日 13:13

9月定例会『代表質問』

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今日から9月定例会の代表質問がはじまります!
自民党からは藤木議員が写真の内容で登壇します!

個人的には共産党の代表質問で重度加算について市長に質問されるようですので、どのような答弁をなさるのか!?注目ですね。
2018年09月10日 16:16

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◆ 泉井ともひろ 略歴 ◆

昭和56年4月26日生まれ
(生まれてからずっと吹田で育ちました)


  • ・民間企業経験20年以上(営業、福祉、経営)
  • (平成21年~訪問介護事業所の所長として勤務)
  • ・介護福祉士
  • (専門知識と現場経験で市政を鋭くチェックしています)
  • ・吹田市消防団豊津分団班長
  • (平成26年ポンプ車操法大阪大会で優勝、三島地区では初となる全国大会出場)
  • ・単一自治会副会長
  • ・自民党大阪第七選挙区支部青年部幹事
  • ・NPO Kid`sすいた 代表
  • (子供たちが安心して遊べるよう砂場清掃などをしています)
  • ・全国若手市議・関西若手議員の会役員歴任
  • ・看護を考える地方議員の会(吹田市代表)
  • ・吹田市議会議員(自民党吹田市議団代表)
    【平成27年統一地方選挙にて初当選】現在【財政総務常任委員会/議会広報委員会】所属
  • ・近畿警察官吹田地区友の会会員
  • ・自衛隊吹田協力会会員

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