ここ最近、バタバタで更新ができていませんでしたが、先週15日から決算常任員会の審議が行われました。
泉井の担当する健康福祉分科会で、以前から指摘している社会福祉法人に長年無料で貸付をしている市有地において、平成29年度から有料化が決まっていたにも関わらず、なんと無料で契約を更新していたことが発覚!
しかも、契約日は平成30年3月31日、、、どういうことかおわかりでしょうか!?
そうです、平成29年度の賃貸借契約を年度最後の日に一年さかのぼって無料lの契約を結んでいたのです。
さらに、土地を借りようとする法人は遅くても平成29年4月1日には申請書を提出しなければならないのですが、その申請書の提出と受理日は平成30年3月13日!
いわば、要領違反だらけの契約をしていたということです!そして本来徴収すべき金額は約1200万円!
この件については審議の際に泉井の質問で、つじつまの合わない答弁を繰り返したため、問いただすと、何度も答弁を修正するなど、何かを隠しているようにしか思えない状況が続きました。
さらに、調査すればするだけ、不可解なことが次から次へと出てくるなど、この期間だけでは真相が見えないままでした。
そして決算の総括質疑に登壇させていただき、契約関係を総括している総務部や行政経営部(資産経営室)に質問しましたが、今回の契約プロセスが、いかに不適切なのかということを確認しました。
以前からルールを守らない、この2法人が主に受け取る仕組みとなっている補助金、総合福祉会館の目的外使用の度重なる許可など、さんざん指摘をしている2法人と市の関係はいったいどこまで根が深いのでしょうか!
これまでの事案に追い打ちをかけるような今回の不適切な契約については、どう考えて癒着を疑ってしまします。
そして、これら真相がわからないままに承認するわけにはいかない理由から、認定第1号「平成29年度吹田市一般会計歳入歳出決算認定」については認めない立場で意見を述べ、反対しました!
しかし、賛成多数で承認となりました。
そしてこのような案件に対して、一番反応するはずの共産党は、あっさりと賛成、、、ちなみにこの2法人と関係性が深い団体は政治思想としては「反安部」「反維新」をかかげ、活動している??ようです。
この3年半で吹田市の福祉(特に障害福祉)の裏側を多く見てきましたが、ほんとうに無茶苦茶でした。そして障害者が関係するということで、専門的な知識をもたない議員は「おかしい」に気づくことが出来ないので、それを良いことに、やりたい放題だったのでしょう。
長い間、共産党が第一党(現在は自民、公明、共産で横並び)という全国でも非常に珍しいまち。大阪万博によるインフラ整備で土地の価値が急上昇し、その立地から企業や生産年齢人口の増加など、多くの税収が見込まれてきました。
だから収入のことなど考えずに要求するだけの人たちの意見が通ってきたのかもわかりません。しかし箱物重視で進めてきたために多くの公共施設の建て替えや改修、水道インフラ、社会保障費の増加など、様々な課題が山積しています。
それらだけでも、このままやりたい放題されては、間違いなく破綻します。なので目的のはっきりしない、また一部に集中する偏った予算を見過ごしてはいけないのです。
今回の決算にしてもそうですが、今期、吹田の自民党市議会議員団がいかに是々非々で活動してきたのかは、私のHPをご覧になられている方はご存知だとおもいます。
来年4月は統一地方選挙です。言いたい放題、耳障りのよいことばかりを発する政治家を生み出してよいのでしょうか、、、
2018年10月26日 11:02