会派視察2日目山口県周南市「新庁舎建替え等について」
周南市は2市2町の市町村合併でできた町ですが、現在新庁舎を建設中!
JRの駅前には先日、スターバックスとコラボ図書館がオープンしたばかりで、とても賑わっていました。
そして市役所は昭和29年建設以降、継ぎ足し庁舎ということでバリアフリーはおろか、窓口の待合スペースも確保できない状況となっていました。
そして、私たちが案内された部屋も床が木板のフローリングにやかんが置いてそうなガスストーブと、なんともレトロな感じで少し懐かしい気持ちになりました。
本題の庁舎建替えについての「まとめ」は以下の通りです。
『山口県周南市(周南市役所)視察 新庁舎建設等について』(詳細は別紙資料参照)
担当部署:周南市行政管理部 庁舎建設課・
【現庁舎の課題と新庁舎建設の必要性】
・老朽化による各設備、耐震性の問題
・増設を繰り返した経緯からバリアフリーの実現が極めて困難
・市民利用の多い窓口部門を一階にするも待合室の確保ができない
・本庁舎の規模の不足から本庁部局の分散配置をしている為、わかりにくいうえに来庁者や職員の移動負担が大きい
・上記等の理由から安心安全でわかりやすく使いやす庁舎建設の必要性がある
【主な検討経緯】
H14年 新市建設計画策定
H15年 2市2町合併により周南市誕生
H17年 まちづくり総合計画基本構想及び前期基本計画策定
H18年 新庁舎建設に係る検討
H20年 耐震第1次診断
H21年 庁舎整備に係る基本調査
H22年 まちづくり総合計画後期基本計画策定・耐震第2次診断・基本調査の改定
H23年 庁舎建設に係る基本的方針
H24年 まちづくり総合計画後期基本計画の改定・調査建設基本構想
H25年 庁舎建設基本計画
H26年 庁舎建設基本設計
H27年 庁舎建設実施計画、仮庁舎移転、市民会館先行解体
H28年 臨時駐車場整備、新庁舎建設工事着手
H29年現在 夏期に新庁舎完成予定
【検討体制】
・H24年~H25年、市民委員会設置 委員は学識経験者等10人
・基本計画策定業務委託
・執務環境等調査業務委託
【新庁舎の概要】
・全ての人にわかりやすく、利用しやすい、人にやさしい庁舎
・安心、安全の拠点として市民の暮らしを守る庁舎
・市民協働の拠点として親しみやすく、誇りが持てる庁舎
・賑わいを創出し、まちに活気を与える庁舎
・行政サービスを機能的・効率的に提供できる庁舎
・地球環境にやさしい環境配置型庁舎
【予算(解体費、基本計画策定費用等含む)】
・概算事業費 約110億円(内訳:国庫補助金約3億円・合併特例債約76億円・上下水道事業負担金約9億円・庁舎建設基金繰入金約20億円・一般財源約2億円)