令和2年2月定例会「代表質問」(防災拠点について)
【泉井】防災拠点については、国や大阪府でも検討が進められ、巨大地震等の災害時の大阪府北部広域防災拠点として物資集積、輸送基地、また消防や警察、自衛隊の応援部隊の集結地は万博とされており、万博記念競技場と万博記念運動場を活動広場、東駐車場を臨時ヘリポートとして活用となっており、具体的には万博記念競技場を物資集積、輸送基地に、万博記念運動場を警察や消防等の活動基地としているということは決まっているようです。
そこで我が会派としては、大阪北部広域防災拠点が万博とされていることから、市立サッカースタジアムにおいて、市として拠点整備に貢献すべきと考えますが、市長の見解をお示しください。
【危機管理監】
まずは、担当からお答えをいたします。
大規模災害時においては、国や大阪府、警察や、消防、自衛隊といった関係機関を含め、広域からの応援隊による災害対応が行われることからも、活動拠点の確保については重要と考えています。
大阪府の北部広域防災拠点に隣接する市立吹田サッカースタジアムを災害対応活動拠点として一体となって連動させることは、スタジアムが持つ従来の備蓄や物流の拠点機能に加えて、大規模災害時における大阪府北部の防災拠点としての役割を果たすことにつながると考えています。以上でございます。
【市長】
御指摘のとおり、大規模災害を想定した大阪府の北部広域防災拠点は万博記念公園を中心として計画をされています。発災時には全国から多くの人員、車両、工作物、物資が集中をし、これらを一元管理により対応を行う必要があることから、大規模な中核施設を設定しなければなりません。
警察からは、市立吹田サッカースタジアムが有事の際の拠点として高い機能を発揮するとお聞きをしており、具体的な連携に向け迅速に取り組んでまいります。以上でございます。
2020年03月11日 17:54