吹田市議会議員 泉井ともひろ 
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泉井ともひろ

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個人質問で事業化へ‼

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昨日、令和元年9月定例会で個人質問させていただきました。
質問、答弁込み約5分といった短い質問でしたが、非常に前向きな答弁を引き出すことができました。
早ければ、来年度早々に事業化されても良い答弁!

それは、私が議員をさせていただいた平成27年から要望していた医療的ケア(主に喀痰吸引や経管栄養など)を必要とする障害者の支援策。
以前から、吹田市の重度障害者施策については、目的、効果とも曖昧な施策として追及し、真に支援の必要な障害者等にとって良い施策となるよう活動してきました。

今まで、医療的ケアを必要とする障害者の日中活動の場としては市の委託事業であるあいほうぷと総合福祉会館だけでした。
それでは、選択肢があまりにも少ないということ、あいほうぷを委託運営している法人は特定の政治思考を持ち、保護者会等、それら後援団体からの寄付の協力依頼などがあり、私も決算委員会や議会で指摘、これまで何人もの家族からも相談が寄せられておりました。

法人が特定の政治思考をもち、寄付金の協力を依頼すること自体は何の問題もないのですが、市の委託事業や福祉施設としては広大な市の土地を平成29年度まで数十年にわたり無料で利用し、収益を得ているため、かなり公益性の高い法人であることから、不特定多数の目に触れる形での活動は控えるべきだと私は思っています。
また、法人の支援団体の寄付金の協力依頼も過去には金額を設定し、毎月振り込みをさせ、振り込みが遅れると「未納期間」や「ATM」の操作まで記載された用紙が送られていました。
ここまで行けば、寄付というより強制ですね、、、

話がそれましたが、このように今まで数十億円も投じてきた重度障害者施策(重度加算)でしたが、本当に支援を必要としている障害特性の一つである、医療的ケアを必要とする障害者には恩恵がなかったということは、この状況が物語っています。

そしてこの度、それらの状況を指摘し、選択が増えるような環境整備に向け予算要望しましたところ、早急に事業化するという答弁を引き出すことができました。
予算化してもすぐには整備は難しいでしょうが、数年後には選択のできる吹田市へとなっていることでしょう!

以下、質問・答弁の概要です。

「質問」
本市で医療的ケアを必要とする障害者に対応している通所施設の現状を答えよ。
「答弁」
医療的ケアの内容は様々で多岐に渡るため、各施設がどのような対応をしているかは把握してないが、在宅で喀痰吸引等のサービスを受けておられる障害者の主な通所施設については、障害者支援交流センター「あいほうぷ」と総合福祉会館である。


「質問」

昨今、医療技術の進化とともに医療的ケアを必要とする障害者が増えており、現在支援学校に通学している対象児童、生徒も多い、箕面市や豊中市では卒業後の進路については、 一定保証されているようだが、本市において卒業後の対応はできているのか。また、このままの状況で今後対応しきれるのか、答えよ。
「答弁」
現在の受け入れとしては対応出来ているが、医療的ケアが必要な障害者の利用が増加することを見込んでおり、送迎に係る時間を考えると新たな通所施設の確保が早急に必要と考える。

 
「質問」
先日、箕面支援学校を視察の際に、小規模でも選択肢が沢山ほしいという声が保護者からあがっているということも確認している。
以前より私は障害当事者に直接関係のない、言わば単なる事業者の運営補助であるバラマキ福祉施策は一掃するよう申し上げてきた。
このように真に支援を必要とする障害者の日中活動の主な選択肢が、未だ市の委託事業である2カ所しかないという事から、これまで数十億円もの予算を投じてきた重度障害者支援策(重度加算)が、いかにずさんな運営をされてきたかと言う事を物語っている。
真に支援を必要とする障害特性の一つである医療的ケアを必要とする障害者にも選択肢が持てるような環境を喫緊に整備するよう要望するが、市の見解を示せ。
「答弁」
医療的ケアが必要な障害者を含む全ての障害者が、希望する福祉サービスを選択し、必要な支援が受けられる環境整備が必要であると認識している。
今後は、医療的ケアが必要な障害者が、希望するサービスの選択ができるよう、事業者の多様な事業展開や、新たな事業者の参入促進策の事業化に取り組む。


「意見」
非常に前向きなご答弁ありがとうございます。
重度加算の廃止を含め、やっと福祉部の意識も変わってこられたことを嬉しく思うが、私はこのように、必要なものにはしっかりと予算を提案、要望します。
しかし、選挙がらみかはわからないが、福祉の名のもとに創設され、目的も効果もあいまいな説明しかできない、一部に偏ったバラマキ福祉施策には厳しい態度を貫いていく。
本市にはまだこのような施策も残っている。

自分たちのことしか考えていないと言わざるを得ない一部の大きな声にひるむことなく、粛々と改革を進め、これまで、まとまって声をあげることのできなかった障害者や高齢者にも目を向けて実効性と持続性のある施策を展開するよう要望し質問を終わる。


 
2019年09月26日 10:32

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◆ 泉井ともひろ 略歴 ◆

昭和56年4月26日生まれ
(生まれてからずっと吹田で育ちました)


  • ・民間企業経験20年以上(営業、福祉、経営)
  • (平成21年~訪問介護事業所の所長として勤務)
  • ・介護福祉士
  • (専門知識と現場経験で市政を鋭くチェックしています)
  • ・吹田市消防団豊津分団班長
  • (平成26年ポンプ車操法大阪大会で優勝、三島地区では初となる全国大会出場)
  • ・単一自治会副会長
  • ・自民党大阪第七選挙区支部青年部幹事
  • ・NPO Kid`sすいた 代表
  • (子供たちが安心して遊べるよう砂場清掃などをしています)
  • ・全国若手市議・関西若手議員の会役員歴任
  • ・看護を考える地方議員の会(吹田市代表)
  • ・吹田市議会議員(自民党吹田市議団幹事長)
    【平成27年統一地方選挙にて初当選】現在【財政総務常任委員会】所属
  • ・代79代吹田市議会議長
  • ・近畿警察官吹田地区友の会会員
  • ・自衛隊吹田協力会会員

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