H27年度 3月定例会 福祉環境委員会(4日目)
3月17日委員会4日目です。福祉環境委員会所管の全18の条例案および一般、特別会計予算案の質疑が23:50に終了しました。
賛否が分かれたのが以下の2つです。その他は全会一致で委員会可決されました。
◎議案第11号 吹田市立教育・保育施設条例の一部を改正する条例の制定について
賛成多数で可決(反対会派は新選会)
こちらは、現在の幼稚園を幼稚園型認定こども園にする案(待機児対策)でしたが、新選会の反対理由は現在小学校と同じ敷地内にある幼稚園を認定こども園化すると、その小学校の児童が増える中、運動場にプレハブの教室を立てないといけなくなり、運動場が狭くなるからのことでした。そして現在の幼稚園を小学校の教室として使えばよいとの理由。思いは少し分りますが、、、
しかし、そうすると喫緊課題の待機児童対策の一つでもあるこども園化が遅れる可能性があるだけに、議案に賛成し、少しでも待機児童を解消しないといけません。
◎議案第28号 平成28年度吹田市国民健康保険特別会計予算
賛成多数で可決(反対会派は共産党)
こちらは国民健康保険の値上げ案でしたが、共産党の反対理由は国民健康保険の値上げは行わず、逆に安くして回収率をあげるほうが良いとのことだったと思います。
はっきり言って、払わない人は値段の問題じゃありません。ただ支払い義務を果たさないだけの人だと思います。医療費の増加が主な要因で、今回は一人566円の値上げとなりました。そりゃ少ないほうが良いに決まってますが、保険を維持していくためには今のところ仕方ないでしょう。
まとめ:今回の委員会は思った以上に中身のある質疑でスムーズに進んだように思います。いつもの持論と繰り返し質問をする委員も議員として、何時もよりまともな質疑をされていました。(全くなかったわけではありませんが、、、)
そして質疑の最後に討論採決ということを行いますが、そこで各会派の意見が添えられ賛成、反対を採決します。
その意見で、今回は多くがマスコミネタを取り上げ、ある意味批判的な意見を申し述べ、結果賛成するという感じで、特に待機児童対策や民営化のこと等でした。
中身の議論は図りつつも、全てに賛成の意向を示していた為、意見は無しで行こうと思っていた泉井でしたが、他の委員が先述の感じだったので急遽、意見を言うことに。
確かに待機児童の問題はあるものの連日の報道は批判的な言い回しが多いことに苦言。喫緊対策を講じないといけないことはもちろんですが、本来、このように沢山の待機児が出るくらい、若い世代に選ばれるような取り組みを重ね、吹田ブランドを構築してきた結果です。そこに関しては評価するべきだと意見させていただきました!
2016年03月17日 12:37