H27年度 3月定例会 福祉環境委員会(2日目)
3月15日。福祉環境委員会2日目(全4日)が行われました。本日は、こども部関係の質疑がされましたが、やはり話題は待機児童の話から公立幼保、学童保育の民営化のことが多くの委員からだされました。
マスコミ等では待機児童対策を全く行わず、対応も悪いというような事ばかりが取りざたされていますが、吹田市としても定数の枠を広げたり、対策に係る予算8億円以上かけ、様々な取り組みを行っています。
また、質問では保育児童の計画の読みが甘かったのではないかという質問も何度も出ましたが、確かに少し甘いような感じがしましたが、そもそも吹田にこれほどの若い子育て世代が増えたのも、子育てしやすい吹田など、高い街の評価があるからこそだと思います。なんでもかんでも批判するのは、どうも納得がいきません。
また、民営化に関してですが、公立保育園も昭和58年の開所が最後との事。今の保育力があるのも私立保育園が増えた要素も強いのです。
今の吹田の私立保育園は大きな問題があるでしょうか、、、
以前に私立保育園の実践報告会に参加させて頂きましたが、各園ともすばらしい取り組みをされていました。
もっと言えば公立の幼稚園に関しては入園率40%台に比べ、私立は90%台と民間のほうが人気が高いのです。
しかも、公立の学童支援員(非常勤)、保育職員(正職)、幼稚園職員(正職)の平均給料を確認しましたが、学童343万円・保育708万円・幼稚園に関しては903万円と、世間のイメージからは、かなりかけ離れているのではないでしょうか。
であれば、民営化を促進し民間の保育士さんの処遇補助を考えてあげたほうが良いのではないでしょうか。
さらに、これほどの処遇にも関わらず学童の離職率の高さ(特に1年以内)は職場環境に問題があるとしか言いようがありません。※12月議会でも少し触れています。
2016年03月15日 23:32